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令和 2年第3回定例会(第1日 9月 3日)

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  1. 愛南町議会 2020-09-03
    令和 2年第3回定例会(第1日 9月 3日)


    取得元: 愛南町議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-18
    令和 2年第3回定例会(第1日 9月 3日)            令和2年第3回愛南町議会定例会会議録(第1号)                    招集年月日 令和2年9月3日(木曜)                    招集場所 愛南町役場議場                    開会 9月3日 10時00分宣告 1.議事日程  日程第 1 会議録署名議員の指名  日程第 2 会期の決定  日程第 3 諸般の報告  日程第 4 総務文教常任委員会委員の選任について  日程第 5 選挙第 1号 篠山小中学校組合議会議員の選挙  日程第 6 図書館等建設検討特別委員会の報告について  日程第 7 一般質問  日程第 8 報告第 5号 令和元年度愛南町健全化判断比率の報告について  日程第 9 報告第 6号 令和元年度愛南町公営企業会計に係る資金不足比率の報               告について  日程第10 認定第 1号 令和元年度愛南町一般会計歳入歳出決算の認定について  日程第11 認定第 2号 令和元年度愛南町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認               定について  日程第12 認定第 3号 令和元年度愛南町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算
                  認定について  日程第13 認定第 4号 令和元年度愛南町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定に               ついて  日程第14 認定第 5号 令和元年度愛南町小規模下水道特別会計歳入歳出決算の認               定について  日程第15 認定第 6号 令和元年度愛南町浄化槽整備事業特別会計歳入歳出決算の               認定について  日程第16 認定第 7号 令和元年度愛南町温泉事業等特別会計歳入歳出決算の認定               について  日程第17 認定第 8号 令和元年度愛南町旅客船特別会計歳入歳出決算の認定につ               いて  日程第18 認定第 9号 令和元年度愛南町公共用地先行取得事業特別会計歳入歳出               決算の認定について  日程第19 認定第10号 令和元年度愛南町上水道事業会計決算の認定について  日程第20 認定第11号 令和元年度愛南町病院事業会計決算の認定について  日程第21 第55号議案 R2網代漁港漁村再生交付金工事請負契約について  日程第22 第56号議案 R元魚神山漁港海岸保全施設整備工事(分割の3)請負契               約の変更について  日程第23 第57号議案 R2魚神山漁港海岸保全施設整備工事請負契約について  日程第24 第58号議案 R元国道整第1号町道平山北線道路改良工事請負契約の変               更について  日程第25 第59号議案 令和2年度愛南町一般会計補正予算(第3号)について  日程第26 第60号議案 令和2年度愛南町国民健康保険特別会計補正予算(第2号               )について  日程第27 第61号議案 令和2年度愛南町介護保険特別会計補正予算(第1号)に               ついて  日程第28 第62号議案 令和2年度愛南町小規模下水道特別会計補正予算(第1号               )について  日程第29 第63号議案 令和2年度愛南町浄化槽整備事業特別会計補正予算(第1               号)について  日程第30 第64号議案 令和2年度愛南町病院事業会計補正予算(第1号)につい               て  日程第31 諮問第 2号 人権擁護委員候補者の推薦について  日程第32 諮問第 3号 人権擁護委員候補者の推薦について 2.本日の会議に付した事件  議事日程第1から日程第25 3.出席議員(14名)   1番  欠   番        2番  欠   番   3番 鷹 野 正 志       4番 原 田 達 也   5番 佐々木 史 仁       6番 坂 口 直 樹   7番 山 下 太 三       8番 中 野 光 博   9番 濱 本 元 通      10番 内 倉 長 藏  11番 宮 下 一 郎      12番 山 下 正 敏  13番 那 須 芳 人      14番 吉 村 直 城  15番 土 居 尚 行      16番 西 口   孝 4.欠席議員(0名) 5.説明のため出席した者の職氏名    町長          清 水 雅 文    副町長         岡 田 敏 弘    教育長         中 村 維 伯    総務課長        浅 海 宏 貴    企画財政課長      立 花 慶 司    消防長         松 本 正 人    会計管理者       本 多 幸 雄    税務課長        山 本 光 伸    町民課長        中 田   章    農林課長        吉 村 克 己    水産課長        長 田 岩 喜    建設課長        近 田 正 二    商工観光課長      兵 頭 重 徳    環境衛生課長      山 本 正 文    水道課長        金 繁 末 廣    保健福祉課長      幸 田 栄 子    高齢者支援課長     土 幡   淳    学校教育課長      岩 井 正 一    生涯学習課長      清 水 雅 人    防災対策課長      守 口 庸 夫    国保一本松病院事務長  赤 松 邦 彦    内海支所長       横 山 修 治    御荘支所長       猪 野 博 基    一本松支所長      尾 﨑 弘 典    西海支所長       吉 田 潤 一    監査委員        西 村 信 男 6.職務のため出席した者の職氏名    事務局長        早 川 和 吉    局長補佐        小 松 一 恵                 午前10時00分 開会 ○議長(内倉長藏) ただいまの出席議員は14名です。定足数に達しておりますので、これより、令和2年第3回愛南町議会定例会を開催します。  町長より招集の挨拶があります。  清水町長。 ○町長(清水雅文) 皆さん、おはようございます。  本日は、令和2年第3回愛南町議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、何かと御多忙の中、御出席を頂き、誠にありがとうございます。  まず、先月19日に、議員全員協議会の場でも御説明しております、ふるさと寄附金申請文書の送付誤りの件につきまして、改めて御寄附を頂いた皆様はもちろん、町議会を初め町民の皆様に対しまして、心からおわびを申し上げます。  本件につきましては、今後発送する寄附金受領証明書ワンストップ特例申請書の様式を1枚に統合し、適切な個人情報の取扱いをするよう改善をしております。  今後、二度とこのようなことがないよう、再発防止に万全を期し、職員一同、信頼回復に向け全力で取り組んでまいりますので、御理解のほどよろしくお願いをいたします。  さて、スーパーしんばしを運営する株式会社大見屋が8月31日付で、松山地裁に自己破産を申請したことは皆様御存知だと思います。突然の倒産ということで大変驚いております。従業員が解雇されたり、納入業者に不安の声が上がっていることから、町の就職支援センター、ハローワーク、商工会等と連携し、できる範囲で対応していきたいと考えております。  今年の夏は全国各地で猛暑日が続き、先月16日には、御荘観測所県内観測史上2位となる最高気温39度Cを記録いたしました。同地点では1978年の観測開始以来最高値となりました。また、昨夜から未明にかけて、東シナ海を北上した台風9号に続き、南の海上には台風10号も発生しており、今週末には、非常に強い勢力を維持したまま、西日本に接近する進路予想となっており、大雨、暴風、高波に最大級の警戒が必要であります。  例年であれば、人の往来が活発になる活動的な夏となるはずでありましたが、第2波とも言える新型コロナウイルス感染症が再び急速に拡大を続けており、今がピークとの専門家の意見もあり、一向に収束が見えない状況となっております。本町といたしましても、これまでに、中小企業者経営支援事業半額テイクアウト事業持続化応援一時金支援事業漁業収入安定化支援事業などの、様々な支援策を講じてまいりましたが、さらに、今回の補正予算でも、次世代応援臨時給付金事業子どもインフルエンザ予防接種費用無償化事業プレミアム商品券発行支援事業水産物販売促進事業などの対策を予算計上し、町民生活、企業事業活動を支えてまいる所存であります。  そのような感染症収束に向け、昼夜を問わず、最前線で献身的に御尽力されている医療従事者を初め、高齢者介護施設の職員、感染症対策に取り組んでいる全ての関係者の皆様、皆様の不断の御尽力により、今のところ本町では、第2波の感染が発生をしておりません。関係者の方々に対し、心より敬意と感謝を申し上げるものであります。  なお、この新型コロナウイルス禍において、多くの企業や町民の皆様から、マスクや消毒液などの御寄附、応援を頂いておりますことに対しまして、心から感謝を申し上げます。  また、明るい話題として、水産分野において、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けた養殖魚の販売促進を目的に、他の産地に先駆けて開設をした愛南漁協公式オンラインショップは、コロナ禍における新たな販売促進、流通改革として、多くのメディアにも注目され、順調に販売を伸ばしております。このような取組が広く伝わり、姉妹都市の丹波篠山市を初め、久万高原町、愛媛大学、伊予銀行、関東南高同窓会近畿南高同窓会など、多くの方々に養殖真鯛の消費拡大の御協力を頂いており、さらに支援の輪は広がっております。  引き続き、感染予防と社会経済活動の両立につながる、新型コロナ対策の基本となるうつらないよう自己防衛、うつさないよう周りに配慮、習慣化しよう3密回避という感染回避行動を日常化して、あらゆる場面で実践していただきますようお願いをいたします。  さて、本定例会に提案いたします議案は、報告事項2件、決算認定11件、契約4件、補正予算6件、諮問2件の合計25件であります。
     それぞれの議案につきましては、提案の際に詳しく説明させていただきますので、よろしく御審議を頂きまして、適切なる議決を賜りますようお願い申し上げまして、招集の挨拶とさせていただきます。 ○議長(内倉長藏) 挨拶が終わりました。  これより、直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――             ◎日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(内倉長藏) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議録署名議員は、会議規則第124条の規定により、4番、原田議員と、5番、佐々木議員を指名します。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――                ◎日程第2 会期の決定 ○議長(内倉長藏) 日程第2、会期の決定を議題とします。  お諮りします。  本定例会の会期については、議会運営委員会に諮り、本日3日から11日までの9日間としたいが、これに御異議ありませんか。              (「異議なし」と言う者あり) ○議長(内倉長藏) 異議なしと認めます。  よって、本定例会の会期は、本日3日から11日までの9日間とすることに決定しました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――                ◎日程第3 諸般の報告 ○議長(内倉長藏) 日程第3、諸般の報告を行います。  8月31日付で金繁典子議員から議員の辞職願が提出されました。  地方自治法第126条の規定により、議会が閉会中のため議長により8月31日をもって辞職を許可いたしましたので、会議規則第98条第2項の規定により報告をいたします。  次に、議長の活動状況報告については、お手元に配付のとおりです。  次に、監査委員から地方自治法第235条の2第3項の規定により、例月現金出納検査の実施報告が提出されております。それによると、適正に事務処理並びに管理がなされておりますので、報告をしておきます。  次に、本日までに受理した陳情等については、会議規則第94条の規定によりお手元に配付した陳情等一覧表のとおりです。議会運営委員会の審議の結果、議長預かりとします。なお、趣旨に賛同する議員は、規定の賛成者をもって議案として提出願います。  最後に、6月19日の定例会の第54号議案、公有水面の埋立てについての答弁の中に誤りがあり、訂正したい旨申出がありましたので、説明員の発言を許可します。  近田建設課長。 ○建設課長(近田正二) 失礼いたします。  さきの6月議会での第54号議案、公有水面の埋立てについての審議の中で、県道の道路改良工事だが町の負担は幾らかとの質問に対し、事業費の7%と答弁しましたことについて訂正いたします。  愛媛県愛南土木事務所に確認しましたところ、当箇所の道路改良工事国庫補助事業のため、町の負担金はありません。ただし、県単事業で実施します県道道路改良工事については、事業費の7%の負担金がかかります。  以上、説明を終わります。 ○議長(内倉長藏) 以上で、諸般の報告を終わります。  暫時休憩いたします。  産業委員会は、議員協議会室に移動をお願いいたします。               午前10時11分 休憩            ―――――――――――――――――               午前10時14分 再開 ○議長(内倉長藏) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――         ◎日程第4 総務文教常任委員会委員の選任について ○議長(内倉長藏) 日程第4、総務文教常任委員会委員の選任についてを議題とします。  総務文教常任委員会委員に欠員が生じたため、委員会条例第8条第2項の規定によって、総務文教常任委員会委員山下正敏議員を指名します。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と言う者あり) ○議長(内倉長藏) 異議なしと認めます。  よって、総務文教常任委員会委員は、ただいま指名したとおり選任することに決定しました。  次の休憩時間中に、総務文教常任委員会を開き、副委員長の互選を行ってください。   暫時休憩いたします。               午前10時16分 休憩            ―――――――――――――――――               午前10時19分 再開 ○議長(内倉長藏) 休憩前に引き続き会議を開きます。  ここで休憩中に総務文教常任委員会を開催し、副委員長を互選したので、その結果を報告します。  総務文教常任委員会副委員長に、西口孝議員が互選され、就任されました。  以上で報告を終わります。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――        ◎日程第5 選挙第1号 篠山小中学校組合議会議員の選挙 ○議長(内倉長藏) 日程第5、選挙第1号、篠山小中学校組合議会議員の選挙を議題とします。  お諮りします。  選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定によって、指名推選にしたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と言う者あり) ○議長(内倉長藏) 異議なしと認めます。  よって、選挙の方法は指名推選で行うことに決定しました。  お諮りします。  指名の方法については、議長が指名することにしたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と言う者あり) ○議長(内倉長藏) 異議なしと認めます。  よって、議長が指名することに決定しました。  篠山小中学校組合議会議員西口孝議員を指名します。  お諮りします。  ただいま議長が指名しました議員を、篠山小中学校組合議会議員の当選人と定めることに御異議ありませんか。              (「異議なし」と言う者あり) ○議長(内倉長藏) 異議なしと認めます。  よって、ただいま指名しました議員が、篠山小中学校組合議会議員に当選されました。  当選されました議員が議場におられます。  会議規則第32条第2項の規定によって告知をし、当選された議員の承諾を得たものといたします。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――        ◎日程第6 図書館等建設検討特別委員会の報告について ○議長(内倉長藏) 日程第6、図書館等建設検討特別委員会の報告についてを議題とします。  委員長の報告を求めます。  那須図書館等建設検討特別委員長。 ○図書館等建設検討特別委員長(那須芳人) 愛南町議会 議長 内倉 長藏 殿  図書館等建設検討特別委員会 委員長 那須 芳人  図書館等建設特別委員会報告書  本特別委員会に付託された事件を協議したので、愛南町議会会議規則第76条の規定により、その結果の報告をいたします。  第1回、日時、平成30年12月19日、11時10分より。  開催場所、出席委員は記載のとおりでございます。  4の協議事項は、今後の活動方針について、協議内容についても記載のとおりでございます。  以下、同様に報告をさせていただきますので、御了承を願いたいと思います。  第2回、平成31年1月22日、午前10時から。  協議事項図書館建設構想の概要と経緯について、特別委員会活動方針について。  第3回、令和元年6月3日、午前10時。  協議事項町民説明会の結果報告について、特別委員会の今後の活動について。
     第4回、令和元年7月9日、午後1時半。  協議事項、図書館への転用候補施設現地調査現地調査取りまとめ、視察研修について。  第5回、行政視察令和元年8月22日午前9時。  視察目的、近隣の図書館の概要と利用状況等について。  第6回、令和元年9月11日、午前10時。  協議事項行政視察の補足について、図書館への転用候補施設について。  第7回、令和元年11月21日、午前10時。  協議事項図書館建設について。  第8回、令和元年12月18日、午後1時30分。  協議事項図書館建設について、図書館整備反対事例について、図書館建設に係る住民アンケートについて。  第9回、令和2年5月22日、午前10時。  協議事項住民集いの館(仮称)整備について。  第10回、令和2年7月22日、午前10時。  協議事項住民集いの館(仮称)整備について。  協議結果の報告をいたします。  平成28年8月に実施したあいなん未来議会2016において、中学生議員より図書館の要望があり、町民を対象としたアンケート結果、必要とする割合が68%を占めていたことから、図書館整備検討懇話会の意見を経て、図書館整備基本構想案を議会に提示した。  これを受け、平成30年第4回定例会において、愛南町図書館等建設検討特別委員会を設置し、執行部からの具体案に対する意見や図書館への転用候補施設現地調査を実施し、適当と思われる施設として城辺保健センターを選定し、図書館として整備した場合の概算費用及び具体的な問題点について執行部に提示するよう求めた。  また、今後の協議の参考として、近隣の図書館、新しく整備した図書館だけでなく、既存施設を利用した図書館の視察を行った。  委員会が提案した城辺保健福祉センターについては、施設の半分を図書館等にすることにより、健康増進事業の中核施設としての機能が著しく低下することや、大規模災害時における救護所等医療体制の拠点等、様々な機能低下の要因となることのほか、整備費用について担当課より説明があり、後日開催された議員全員協議会において、町長から御荘文化センターを利用した整備案について協議願いたいとの説明があった。  第7回の特別委員会において、このことを議題に議論を重ね、新築の図書館整備には賛成少数、既存の施設の利用については賛成多数とのことから、次回、理事者を交え既存施設利用整備について議論を行うこととなった。  町長より図書館、住民集いの館の整備についての考え方や、町民説明会の内容等を含め、転用候補地の一つである御荘文化センターでの併用案を提示したが、これに対し委員からは規模や経緯についての質問のほか、既存の施設を利用した整備についての考え方等質疑があり、教育長より御荘文化センターの活用を再検討し、その上で新しく建設する部分を縮小できるかどうか検討し、特別委員会に再度提案したいとの申出があり、第9回の特別委員会において最終案が提示された。  最終案としては、御荘文化センターに不足する図書館機能のみを増設することで増築面積を704平米とし、収容座席数は113席とする案となっている。整備費全体としては4億8,159万1,000円とし、蔵書数に関しては目標冊数の6万冊を収蔵できるスペースを確保している。財政的には本町の負担は約3割の1億1,530万円で、初年度の4,000万円を除く約1億1,100万円を20年間で償還するため、次年度からは約560万円の支払いとなるとのことである。  第9回の特別委員会において、執行部から提示された整備案が最終ということでこれ以上の議論を重ねても結論の先送りとなるため、委員の賛成多数により最終案を基に委員会としての意見をまとめることとした。  図書館等建設検討特別委員会としては、最終案に対し賛成少数で否決という結論に達した。反対意見の中には、図書館そのものには賛成であるが、箱物建設について反対、あるいはもう少し議論の余地があるのではないかとの意見があった。  今日、情報化社会の中における図書館の役割としては、子供から高齢者に至るまで町民誰もが図書館サービスを利用できることが公立図書館の役割であり、情報を活用して町民全体の知識を高め、課題や問題を解決し、人々が互いに楽しく生活できるように支援することであり、いつでもどこでも誰もが図書館を利用できる環境づくりを行うことは言うまでもなく、そのための方策として、今回、図書館を含め交流施設及び歴史資料施設としての機能を併せ持った住民集いの館(仮称)の整備について検討してきたが、委員会としては今回の最終案に対しては賛成少数との意見であった。  しかしながら、情報化社会の中で、図書館が不要という考え方もあることは十分理解できるが、図書館が必要という声があることも当然の事実である。反対意見の中には、図書館の必要性は十分に理解しているが、情報化社会の中での図書館の在り方について、いま一度考える時期ではないかとの意見があったことも付け加えておく。  以上、図書館等建設検討特別委員会での意見を集約し、報告とする。なお、当特別委員会において付託された事件を完了したことにより、図書館等建設検討特別委員会を終了する。  以上です。 ○議長(内倉長藏) 報告が終わりました。  以上で、図書館等建設検討特別委員会の報告についてを終わります。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――                ◎日程第7 一般質問 ○議長(内倉長藏) 日程第7、一般質問を行います。  西口議員の質問を許可します。  西口議員。 ○16番(西口 孝) 日本共産党、西口孝です。私は町民の皆さんから寄せられた声を基に、通告書に従いまして、今回は大綱2点の質問をいたします。理事者におかれては、明快な答弁を期待して質問に入ります。  1点目、新型コロナウイルス対策について伺います。  全国に新型コロナウイルスの感染が広がっています。今後、抜本的な対策がないままに推移すれば、大都市部から地方都市へ、そして本町のような田舎の小さな町へも感染が広がる危険性があります。もし、そうなった場合への対応策を準備しておく必要があると思います。  現在、この新型コロナウイルスへの対応は、県を中心に対策が進められており、町の関与はほとんどできないのが実態ではないかと思います。しかし、一旦感染が地域に広がれば、いや応なく町内の医療機関、介護施設、学校や保育所などもその対応を余儀なくされます。そうなったときに、国や県の指示待ちになることなく、的確な対応ができるように、町として今から準備をしておくことが必要ではないでしょうか。  そのような観点から、以下6点についてお伺いいたします。  1、愛南町内において感染が広がる場合に備え、地区や事業所等におけるPCR検査の面的、網羅的な検査ができるように、県と連携して準備を進めることについて。  2、感染が疑われる場合の連絡、対処方法を町民に分かりやすく知らせ、憶測や疑心暗鬼を招かないよう、速やかに町内地区別の感染状況を開示することについて。  3、病院、介護施設、障害福祉施設、保育所、幼稚園、学校等の職員に定期的なPCR検査が行えるように、特に町の独自対応も含めて検討することについて。  4、検査結果で陽性反応が出た人に対して、隔離保護をする準備とともに、万一自宅待機を余儀なくされた場合には、安全、的確に生活物資等の供給が行われる仕組みを町として想定準備をすることについて。  5、陽性反応が出た患者、家族に対する差別的な対応が起こることがないように、町民誰もが我が事として感染問題を受け止め、連帯して対応できるように、ホームページや広報誌等を活用し周知することについて。  6、遠隔介護者支援について伺います。コロナ禍の中で、職場居住地から肉親介護のために愛南町へ帰ってこられている遠距離介護者が大変御苦労されていることが分かりました。今回、初めて遠隔介護、遠距離介護という言葉も知りました。町としてこの実態を把握されているでしょうか。  私が話を聞いた方は、京都から遠距離介護で帰ってこられている方でしたが、こちらに帰ってPCR検査を希望しても、京都、居住地で行ってくださいということで取り合ってもらえなかったそうです。京都ももちろん感染源でありますが、途中、大阪、神戸といった感染地域を通過しての帰宅であり、2週間の待機期間中も不安でならないと話しておられました。  本人の希望する地元でのPCR検査ができないものか、所見を伺い、第1の質問といたします。 ○議長(内倉長藏) 西口議員から、答弁分割での質問がありました。  新型コロナウイルス対策について、理事者の答弁を求めます。  清水町長。 ○町長(清水雅文) 西口議員の質問にお答えをします。  まず、第1の質問、新型コロナウイルス対策について、1点目の地域や事業所等におけるPCR検査ができるように、県と連携して準備を進めることについてですが、新型コロナウイルス感染症対策につきましては、新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づき、県と市町がおのおの役割を持ち、連携して対応をしております。  PCR検査の対象範囲は感染者の行動歴の調査から、県が行政検査として実施するものですが、現在は感染者の状況から必要と判断した場合は、濃厚接触者だけでなく当該感染症にかかっていると疑うに足りる正当な理由のある者も含み、事業所等、幅広く検査対象を拡大しているところであります。  今後も、県と連携しながら対応をしてまいりたいと考えております。  2点目の町内地域別の感染状況を開示することについてですが、感染状況の開示につきましては、個人情報にも関係しますので、慎重に対応すべき問題と考えております。  新型コロナウイルス感染症は、誰もがかかる可能性のある感染症です。都会の地域別の感染状況の開示と、愛南町のような小さな町での地域別の感染状況の開示とでは、地域に及ぼす影響は大きく異なります。  御本人及び御家族への配慮、町民への不安拡大の点からも、地域別の感染状況の開示は考えておりません。  3点目の病院、介護施設、障害福祉施設、保育所、幼稚園学校等の職員に定期的なPCR検査が行えるよう、町独自の対応を検討することについてですが、現在、県内でPCR検査が検査が可能な機関は、県の衛生環境研究所1か所で、1日の検査可能件数は、192件であります。今後、県内の中核病院等にも全自動のPCR検査装置が配置されるようですが、あくまでも行政検査として実施するものであります。  定期的にPCR検査を行う場合、PCR検査装置や検査を行う専門の職員も必要になるほか、検査を実施した後にも、陽性者への対応や、保健所や医療機関との調整などの体制整備も必要になることから、町独自の定期的なPCR検査の実施については考えておりません。  4点目の陽性反応が出た場合の隔離保護の準備、自宅待機となった場合の生活物資等の供給を行う仕組みを町として想定準備することについてですが、愛媛県での患者推計によりますと、ピーク時の最大療養者数は322人と推計されておりますが、県では7月14日現在で、軽症者及び無症状者に対応する病床として、宿泊療養施設を含む340床を確保しております。このため、陽性者の対応は病床で可能な体制となっておりますが、万が一、自宅待機者が出た場合には、単身者など待機者の状況により、町として必要な支援があれば、県と連携し行ってまいりたいと考えております。  5点目の陽性反応が出た患者や家族に対する差別的な対応が起こることのないように、ホームページや広報誌等を活用して周知することについてですが、感染者への人権への配慮につきましては、感染者が確認された直後の3月当初から取り組んでまいりました。  ホームページや広報、ケーブルテレビ、防災無線などを活用し、町民への周知を継続して行っております。今後も、引き続き行ってまいります。  6点目の遠距離介護者支援の実態と本人が希望する地元でのPCR検査の実施についてですが、遠距離介護者がコロナの影響を受けて帰省できない、帰省しても周りに気を遣うなどの声は耳にしております。  PGR検査につきましては、先ほどからお答えしておりますように、愛媛県内の検査体制が行政検査のみとなっており、希望者全員が検査できる体制にはありません。相談のあった方に対しても、県にも問合せを行い、愛媛県内で自己負担でも検査をできるところがないかも確認をし、その旨をお伝えしたところでろであります。  検査体制は各都道府県により異なりますので、御理解をお願いいたします。  以上、第1の質問に対する答弁といたします。 ○議長(内倉長藏) 西口議員、1の1について再質問ありますか。  西口議員。 ○16番(西口 孝) 最初に申し上げますが、もう1から6までを一緒にでいいですか、一つ一つということではなしに。  今のお話、たら話で真実味が湧かないかもしれませんけれども、今後、その愛南町でも起こり得る可能性が大いにあることだということを思いますと、そういう観点で本当に皆さん、臨んでいただきたいということをまず申し上げたいと思います。  1についてですけれども、県との連携はもちろん大事ですし、PCR検査がそういう1か所でしかできない、そういったことを含めて、国や県の対応というか、待ちというのも致し方がないのか、今現状では致し方ないと思いますけれども、このPCR検査をもっと広範囲に大量にできるように、ぜひ国や県に申入れというか、そういう運動を広げてまずいただきたいなというふうに思うんですが。 ○議長(内倉長藏) 幸田保健福祉課長。 ○保健福祉課長(幸田栄子) お答えします。  感染者の検査につきましては、現在は衛生研究所1か所ですが、今後は、県立病院やその他の中核病院にも検査機器を導入して、現在の192件から408件と検査数も増やすということで、県のほうも対応しております。  感染者の検査につきましては、感染が拡大している地域においては、濃厚接触者だけでなく、その事業所であったり、施設であったりというふうに検査の対象の幅を随時拡大している方向に、国も県も動いております。  以上です。 ○議長(内倉長藏) 西口議員。 ○16番(西口 孝) 1の問題については了承しました。  そして、4の隔離保護施設の準備や自宅待機等へのその生活物資の安全な供給の体制についての問題なんですが、県立南宇和病院の空き病棟のそういったものへの転用というようなものらは、これも県の施設ですので分かりませんけれども考えられていないのでしょうか。  それから、昔でしたら御荘にも保健所がありましたし、各市町村に被病者というかそういう者を隔離する施設もあったわけですけれども、そういったものがどんどん統廃合されていった現状が今こうなっているんだという点を、やっぱり反省をぜひ皆さんするべきではないかなというふうに考えます。この点について、どういうお考え、県立病院の空き病棟のそういう避難所、隔離施設としての対応というものについての動きなどはないんでしょうか。 ○議長(内倉長藏) 幸田保健福祉課長。 ○保健福祉課長(幸田栄子) お答えします。  県立南宇和病院についてですが、医療機関の情報公開については、愛媛県のほうでも積極的な公表というところは控えているところです。県立南宇和病院では、コロナ対応ができるような体制は整えているというふうには聞いております。  以上です。 ○議長(内倉長藏) 西口議員、ありますか。  西口議員。 ○16番(西口 孝) 5の問題ですが、陽性反応が出た患者、その家族への差別的な対応についてということなんですが、これ町長も申されましたけれども、先例が本町にはあるわけですが、その中でやっぱり町長が自らマイクで、肉声で訴えられたことは、非常に町民全体への効果というか、あったように私も思いますが、そういった点をぜひ、今後、周知徹底と含めてお考えをぜひいただきたいなというふうに思うわけです。  それについてはいかがでしょうか。 ○議長(内倉長藏) 清水町長。 ○町長(清水雅文) お答えします。  これからもですね、そういった、もし起こった場合、第2波、第3波とかが広がった場合はですね、町民のほうへはしっかりと周知していきたいと思います。これまでどおりいきたいと思います。  以上です。 ○議長(内倉長藏) 西口議員 ○16番(西口 孝) 6の問題について、すみません。実態の把握というのは、役場としてはつかんでおられるんでしょうか、この遠距離介護の実態。それと、その地元で検査が受けられるようにという、本当に切実な声が聞かれたわけですけれども、これは町だけではどうにもならない問題で、今、県も進めているということですけれども、早急な整備体制と遠距離を通われるいろんな意味での財政支援などもぜひお考えいただきたいなというふうに思うんですが、この点についていかがでしょうか。 ○議長(内倉長藏) 土幡高齢者支援課長。 ○高齢者支援課長(土幡 淳) お答えします。  遠距離介護者の実態についてですけれども、適切な数としては把握はしておりません。  ただ、高齢者支援課としましては、介護保険サービスを利用している方などから、今回のコロナ禍の中で帰省をして介護をすることへの相談だとかは随時受け付けております。その程度の把握です。
     以上です。 ○議長(内倉長藏) 西口議員、1についてはよろしいですか。 ○16番(西口 孝) いいです。 ○議長(内倉長藏) では、2の愛南町立中学校英語技能検定試験受験料補助金交付要綱を見直すことについて、質問を許します。 ○16番(西口 孝) 2点目、愛南町立中学校英語技能検定試験受験料補助金交付要綱を見直すことについて。  小学校から英語教育が導入をされ、大学受験には大きく英語検定が比重を占めると言われます昨今、中学校から英語検定を受験することについて、その受験料、受講料を町が助成することについて、要綱では町外の学校に通う生徒は対象になっていなくて、町内の学校に通う生徒のみに支給されるとなっているわけですが、町内在住で他市町の学校に通っている父母の方から、同じ子供として、同じように支給してほしいという声が寄せられています。  町内中学校に通う生徒の未支給とした理由は何でしょうか。お示しを願います。  少子化の中で、まさに町の宝としての子供、大切に育っていただかなくてはなりません。町外の学校を選んだ理由はそれぞれあろうと思いますが、両親も当然本町に住み、税金ももちろん本町に納め、自宅から通学をしている。将来、愛南町に帰り、働き、貢献するかも分かりません。要綱の町内の学校に通学する者ではなく、町内在住の学生が対象と変更すべきではないかと考えますが、所見を伺います。 ○議長(内倉長藏) 2の愛南町立中学校英語技能検定試験受験料補助金交付要綱を見直すことについて、理事者の答弁を求めます。  中村教育長。 ○教育長(中村維伯) 次に、第2の質問、愛南町立中学校英語検定受験料補助金要綱を見直し、町内在住の中学生の保護者を対象に助成してはどうかについてですが、まず、助成対象を、本町の中学校に在籍する生徒の保護者とした理由は、町立中学校の学力向上、特に英語力向上に効果があると判断をしたからです。  経緯としましては、平成30年度に校長会から、学校の取組として、英語教育の一層の推進を図るため補助制度の創設の要望があり、教育委員会で協議した上、議会に提案し、御賛同を頂き実現をしたものであります。  なお、近隣の市町におきましても、助成対象は、当該自治体が設置する市立・町立の学校に在籍する生徒の保護者と限定しており、本町の助成対象はこれまでどおりと考えております。  今後も愛南町内の小中学校の学力向上につなげるため、英語教育の充実を初め、ICTの活用など新たな時代の教育に対応できる教育環境の整備に力を入れてまいりたいと考えております。  以上、第2の質問に対する答弁といたします。 ○議長(内倉長藏) 西口議員、2について再質問はありませんか。  西口議員。 ○16番(西口 孝) 他市町のそういう要綱もこの際見させていただいたら、今、答弁のあったように、やはりその町内の学校に通う方というのがほとんどではありました。しかし、僕は執行部にちょっとお伺いしたいんですが、義務教育として考えたときにですね、選ぶのは子供、選ぶその義務教育は、教育を受ける権利というか、子供の側からなんで、学校がこの本町に在住する者は本町の学校に通いなさいという権利というか、そういうものは教育委員会にあるのではないというふうに思うんですが、もし違っておれば御指摘を頂きたい。  義務教育のそういう観点での義務教育の一環であるならば、愛南町の子供としてほかの子供と同様に支給すべきではないかなというふうに思うわけであります。予算的に膨大な支出になるわけでもありませんし、せっかくの子供の学ぶ意欲に応えてあげることが大事なんではないかと思いますので、再考できないものかどうか、重ねてお伺いをして質問を終わります。 ○議長(内倉長藏) 中村教育長。 ○教育長(中村維伯) お答えします。  町内の子供が町外の学校に通学する場合、例えば経済的理由で就学環境が厳しい状況にある子供が通学すると、そういう場合にはですね、その通学する学校を管轄する教育委員会と連携をして、例えば愛南町、学用品の支援、そういうものをしております。  今回の英語検定補助につきましては、各市町教育委員会が責任を持つ学校環境の整備の一環の学力向上の取組にありますので、この分野につきましては、通学先の学校を管轄する教育委員会の支援を受けていただくというのが原則になります。  多くの支援、これはどの市町も共通になっておりますが、特に学力向上につきましては、独自の取組もあります。愛南町にある支援が他市町にない場合もありますし、また、その逆で他市町にある支援が愛南町にないという場合もあります。愛南町としましても、できるだけ他市町の支援の動向を注視しながら町内の学校の学習環境の向上を図っていきたいと考えているところですが、このような理由であくまでもそれぞれの在籍する学校の、その学校を管轄する教育委員会の学力向上策を、その支援を受けていただければと考えております。  以上です。 ○議長(内倉長藏) これで、西口議員の質問を終わります。  暫時休憩いたします。               午前11時00分 休憩            ―――――――――――――――――               午前11時10分 再開 ○議長(内倉長藏) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  ◎日程第8 報告第5号 令和元年度愛南町健全化判断比率の報告について   日程第9 報告第6号 令和元年度愛南町公営企業会計に係る資金不足比率の報告について ○議長(内倉長藏) お諮りします。  この際、日程第8、報告第5号、令和元年度愛南町健全化判断比率の報告についてから、日程第9、報告第6号、令和元年度愛南町公営企業会計に係る資金不足比率の報告についての2件について、続けての報告としたいが、これに御異議ありませんか。              (「異議なし」と言う者あり) ○議長(内倉長藏) 異議なしと認めます。  これより、直ちに議題とします。  報告を求めます。  立花企画財政課長。 ○企画財政課長(立花慶司) 報告第5号、令和元年度愛南町健全化判断比率の報告について及び報告第6号、令和元年度愛南町公営企業会計に係る資金不足比率の報告についての2議案について、一括して説明をいたします。  この2議案はいずれも、地方公共団体の財政の健全化に関する法律の規定に基づき、報告するものであります。  まず初めに、報告第5号、令和元年度愛南町健全化判断比率について報告いたします。  この比率については、4つの指標が定められておりますが、1つ目の実質赤字比率については、一般会計等における実質赤字額を標準財政規模に対する割合で表したもので、実質赤字とは、実質収支が赤字という意味であり、本町の実質収支は黒字ですので、該当はありません。  2つ目の連結実質赤字比率については、公営企業会計も含めた全会計における実質赤字額及び資金不足額を標準財政規模に対する割合で表したもので、これにつきましても、本町の全会計において実質赤字額及び資金不足額はありませんので、該当はありません。  3つ目の実質公債費比率については、公債費による財政への負担割合を表したもので、特別会計や一部事務組合の公債費への繰出金や負担金なども含めた指標であり、令和元年度は7.2%で、昨年度より0.8ポイントの上昇となっております。  最後に、将来負担比率については、一般会計等の地方債の年度末残高や一部事務組合等に対する負担見込額等、一般会計等が将来負担すべき実質的な負債を標準財政規模に対する割合で表したもので、令和元年度は該当はありません。昨年度よりも0.2ポイントの減少となっております。  これら4つの指標については、早期健全化の対象となる基準値を1つでも超えると、財政健全化計画の策定などが義務づけられることとなります。  次に、報告第6号、令和元年度愛南町公営企業会計に係る資金不足比率について報告いたします。  この比率については、公営企業会計ごとの資金の不足額を事業の規模に対する割合で表したものでありますが、経営健全化の対象となる基準値である20%を超えると、経営健全化計画の策定が義務づけられることとなります。  議案に記載の2つの事業会計と3つの特別会計については、資金の不足額はありませんので、該当はありません。  なお、これら2件の議案に係る監査委員の意見については、別紙のとおりでありますのでお目通しをお願いいたします。  以上、報告第5号及び第6号の2議案の説明とします。よろしくお願いいたします。 ○議長(内倉長藏) 報告が終わりました。  ここで、令和元年度愛南町健全化判断比率の審査意見について、監査委員に対する質疑を受けます。  質疑ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(内倉長藏) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。  報告第5号、令和元年度愛南町健全化判断比率の報告について、質疑を受けます。  質疑ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(内倉長藏) 質疑がないようなので、これで報告第5号、令和元年度愛南町健全化判断比率の報告についてを終わります。  次に、令和元年度愛南町公営企業会計に係る資金不足比率の審査意見について、監査委員に対する質疑を受けます。  質疑ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(内倉長藏) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。  報告第6号、令和元年度愛南町公営企業会計に係る資金不足比率の報告について、質疑を受けます。  質疑はありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(内倉長藏) 質疑がないようなので、これで報告第6号、令和元年度愛南町公営企業会計に係る資金不足比率の報告についてを終わります。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  ◎日程第10 認定第 1号 令和元年度愛南町一般会計歳入歳出決算の認定について   日程第11 認定第 2号 令和元年度愛南町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について   日程第12 認定第 3号 令和元年度愛南町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について   日程第13 認定第 4号 令和元年度愛南町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について   日程第14 認定第 5号 令和元年度愛南町小規模下水道特別会計歳入歳出決算の認定について   日程第15 認定第 6号 令和元年度愛南町浄化槽整備事業特別会計歳入歳出決算の認定について   日程第16 認定第 7号 令和元年度愛南町温泉事業等特別会計歳入歳出決算の認定について   日程第17 認定第 8号 令和元年度愛南町旅客船特別会計歳入歳出決算の認定について   日程第18 認定第 9号 令和元年度愛南町公共用地先行取得事業特別会計歳入歳出決算の認定について   日程第19 認定第10号 令和元年度愛南町上水道事業会計決算の認定について   日程第20 認定第11号 令和元年度愛南町病院事業会計決算の認定について ○議長(内倉長藏) お諮りします。  この際、日程第10、認定第1号、令和元年度愛南町一般会計歳入歳出決算の認定についてから、日程第20、認定第11号、令和元年度愛南町病院事業会計決算の認定についてまでの11議案について、続けて行いたいと思うが、これに御異議ありませんか。              (「異議なし」と言う者あり) ○議長(内倉長藏) 異議なしと認めます。  これより、直ちに議題とします。  認定第1号、令和元年度愛南町一般会計歳入歳出決算の認定についてから、認定第9号、令和元年度愛南町公共用地先行取得事業特別会計歳入歳出決算の認定について、提案理由の説明を求めます。  本多会計管理者。 ○会計管理者(本多幸雄) 認定第1号、令和元年度愛南町一般会計歳入歳出決算の認定についてから、認定第9号、令和元年度愛南町公共用地先行取得事業特別会計歳入歳出決算の認定についてまでの9議案について、一括して説明をいたします。  今回、提案させていただきますのは、地方自治法第233条第3項の規定により、令和元年度の各会計の決算認定をお願いするものであります。  各会計の歳入歳出決算書に監査委員の歳入歳出決算審査意見書、主要施策の成果に関する報告書等、決算関係書類を併せて提出しておりますので、御確認をお願いします。  なお、決算の詳細な内容につきましては、決算審査会において説明がありますので、今回は、総括的な説明とさせていただきます。  まず初めに、認定第1号、令和元年度愛南町一般会計歳入歳出決算の認定について説明をいたします。  決算書の8ページから19ページであります。  一般会計の予算現額153億6,358万円に対し、歳入決算額は149億3,213万7,169円、歳出決算額は141億9,649万9,231円で、前年度と比較して、歳入で2億1,309万4,903円、1.45%の増、歳出で3億9,918万6,207円、2.89%の増となっております。  歳入歳出差引残額は7億3,563万7,938円ですが、歳入歳出差引残額のうち翌年度へ繰り越すべき財源として、繰越明許費繰越額が8,546万7,000円、事故繰越繰越額が1,477万3,000円ありますので、実質収支額は6億3,539万7,938円となっております。
     以上、認定第1号の説明とします。  次に、認定第2号、令和元年度愛南町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について説明いたします。  334ページから339ページであります。  国民健康保険特別会計の予算現額31億4,300万円に対し、歳入決算額は30億8,487万9,742円、歳出決算額は29億8,003万288円で、前年度と比較して、歳入で1億262万3,785円、3.22%の減、歳出で1億9,822万9,377円、6.24%の減となっております。  歳入歳出差引残額は1億484万9,454円ですが、翌年度へ繰り越すべき財源はありませんので、実質収支額も同額となっております。  以上、認定第2号の説明とします。  次に、認定第3号、令和元年度愛南町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について説明いたします。  368ページから373ページであります。  後期高齢者医療特別会計の予算現額3億507万円に対し、歳入決算額は3億1,451万2,840円、歳出決算額は3億478万1,127円で、前年度と比較して、歳入で84万3,513円、0.27%の増、歳出で153万5,781円、0.51%の増となっております。  歳入歳出差引残額は973万1,713円ですが、翌年度へ繰り越すべき財源はありませんので、実質収支額も同額となっております。  以上、認定第3号の説明とします。  次に、認定第4号、令和元年度愛南町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について説明いたします。  390ページから395ページであります。  介護保険特別会計の予算現額32億731万3,000円に対し、歳入決算額は31億9,724万2,093円、歳出決算額は31億5,270万7,831円で、前年度と比較して、歳入で601万9,248円、0.19%の増、歳出で3,012万329円、0.96%の増となっております。  歳入歳出差引残額は4,453万4,262円ですが、翌年度へ繰り越すべき財源はありませんので、実質収支額も同額となっております。  以上、認定第4号の説明とします。  次に、認定第5号、令和元年度愛南町小規模下水道特別会計歳入歳出決算の認定について説明いたします。  428ページから433ページであります。  小規模下水道特別会計の予算現額1億7,822万円に対し、歳入決算額は1億7,933万6,452円、歳出決算額は1億7,704万8,881円で、前年度と比較して、歳入で2,220万7,592円、14.13%の増、歳出で2,122万7,463円、13.62%の増となっております。  歳入歳出差引残額は228万7,571円ですが、翌年度へ繰り越すべき財源はありませんので、実質収支額も同額となっております。  以上、認定第5号の説明とします。  次に、認定第6号、令和元年度愛南町浄化槽整備事業特別会計歳入歳出決算の認定について説明いたします。  452ページから457ページであります。  浄化槽整備事業特別会計の予算現額1億3,410万円に対し、歳入決算額は1億3,408万1,408円、歳出決算額は1億3,287万7,758円で、前年度と比較して、歳入で756万1,486円、5.98%の増、歳出で749万759円、5.97%の増となっております。  歳入歳出差引残額は120万3,650円ですが、翌年度へ繰り越すべき財源はありませんので、実質収支額も同額となっております。  以上、認定第6号の説明とします。  次に、認定第7号、令和元年度愛南町温泉事業等特別会計歳入歳出決算の認定について説明いたします。  476ページから481ページであります。  温泉事業等特別会計の予算現額9,650万円に対し、歳入決算額は9,142万6,237円、歳出決算額は7,372万9,034円で、前年度と比較して、歳入で970万8,361円、11.88%の増、歳出で646万7,355円、8.06%の減となっております。  歳入歳出差引残額は1,769万7,203円ですが、翌年度へ繰り越すべき財源として繰越明許費繰越額が1,398万円ありますので、実質収支額は、371万7,203円となっております。  以上、認定第7号の説明とします。  次に、認定第8号、令和元年度愛南町旅客船特別会計歳入歳出決算の認定について説明いたします。  498ページから503ページであります。  旅客船特別会計の予算現額1,923万5,000円に対し、歳入決算額は1,923万6,508円、歳出決算額は1,824万5,998円で、前年度と比較して、歳入で113万5,507円、6.27%の増、歳出で16万6,773円、0.92%の増となっております。  歳入歳出差引残額は99万510円ですが、翌年度へ繰り越すべき財源はありませんので、実質収支額も同額となっております。  以上、認定第8号の説明とします。  最後に、認定第9号、令和元年度愛南町公共用地先行取得事業特別会計歳入歳出決算の認定について説明いたします。  518ページから523ページであります。  公共用地先行取得事業特別会計の予算現額1億2,279万円7,000円に対し、歳入決算額は1億2,278万7,629円、歳出決算額は歳入と同額の1億2,278万7,629円で、前年度と比較して、歳入で1億2,875万6,125円、51.19%の減、歳出で9,315万140円、43.14%の減となっております。  歳入歳出差引残額はゼロ円で、実質収支額も同額となっております。  以上、認定第9号の説明とします。  以上をもちまして、認定第1号から認定第9号までの、9議案の説明を終わらせていただきます。 ○議長(内倉長藏) 次に、認定第10号、令和元年度愛南町上水道事業会計決算の認定について、提案理由の説明を求めます。  金繁水道課長。 ○水道課長(金繁末廣) 認定第10号、令和元年度愛南町上水道事業会計決算の認定についてその概要を説明いたします。  この決算につきましては、地方公営企業法第30条第4項の規定により、認定をお願いするものであります。  それでは、監査委員の意見書のほか、関係資料を添えて提出しておりますので、よろしくお願いいたします。  まず、経営活動に伴い発生する収益的収入及び支出について説明しますので、6ページを御覧ください。  収入でありますが、第1款水道事業収益は、決算額7億4,122万7,152円で、前年度に比べ0.6%、480万1,932円の減少となっております。  事業収益の主たる収入源であります水道使用料金を含む営業収益は4億9,046万3,680円でありました。  次に支出でありますが、第1款水道事業費用は、決算額7億1,731万6,558円で、前年度に比べ1.0%、701万4,071円の減少となっております。  次に、サービスを維持するための設備投資であります資本的収入及び支出について説明しますので、8ページを御覧ください。  収入でありますが、第1款資本的収入は、予算合計額1億7,045万6,000円に対して、決算額は1億6,525万5,000円であります。  次に支出でありますが、第1款資本的支出は、予算合計額4億1,823万3,000円に対して、決算額は4億1,325万6,604円となっております。  建設改良費は、老朽配水管更新事業等2億1,380万4,510円となっております。  資本的収入額が、資本的支出額に対して不足する額2億4,800万1,604円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額、過年度分損益勘定留保資金、及び減債積立金で補填しております。  次に、剰余金処分について説明しますので、12ページを御覧ください。  令和元年度決算では、当年度純利益は445万5,645円を計上しておりますので、未処分利益剰余金の処分として、愛南町水道事業の設置等に関する条例第5条第1項の規定により400万円を減債積立金に積立てすることとしております。  また、議会の議決による処分として、その他未処分利益剰余金変動額400万円を資本金へ組み入れる予定であります。  以上、認定第10号の説明を終わらせていただきます。 ○議長(内倉長藏) 次に、認定第11号、令和元年度愛南町病院事業会計決算の認定について、提案理由の説明を求めます。  赤松国保一本松病院事務長。 ○国保一本松病院事務長(赤松邦彦) 認定第11号、令和元年度愛南町病院事業会計決算の認定について説明いたします。  この決算につきましては、地方公営企業法第30条第4項の規定により、認定をお願いするものであります。  決算書の5ページ以下を御覧ください。  決算総額のみ申し上げます。  まず、収益的収入及び支出についてですが、第1款事業収益は、6億6,685万7,302円の収入に対して、第1款事業費用は、6億4,830万9,605円の支出となっております。  次に、資本的収入及び支出については、7ページ、第1款資本的収入は5,993万2,000円の収入に対して、第1款資本的支出は1億1,863万304円の支出となっております。その不足額5,869万8,304円につきましては、過年度分損益勘定留保資金及び当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額にて補填しております。  次に、財務諸表について説明いたします。  損益計算書については、9ページ以下から4行目にありますように、令和元年度は539万740円の純利益となっております。  前年度繰越利益剰余金の1,765万9,886円と合わせると、当年度未処分利益剰余金は、2,305万626円となっております。  最後に剰余金処分計算書(案)について説明しますので、12ページを御覧ください。  上段の右にありますように、未処分利益剰余金、年度末残高において、資本金への組み入れに400万円、利益積立金への積立てに100万円を剰余金の処分として提案いたします。  14ページ以下、貸借対照表、キャッシュ・フロー計算書、収益費用明細書等につきましては、お目通しをお願いします。  以上、認定第11号の説明を終わらせていただきます。 ○議長(内倉長藏) 認定第1号、令和元年度愛南町一般会計歳入歳出決算の認定についてから、認定第11号、令和元年度愛南町病院事業会計決算の認定についてまでの説明が終わりました。  本11議案の質疑、討論、採決は、最終日に行います。  ここで暫時休憩をいたします。  休憩中に換気と消毒を行いますので、よろしくお願いをいたします。  午後は1時30分から再開いたします。               午前11時41分 休憩            ―――――――――――――――――               午後 1時30分 再開 ○議長(内倉長藏) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――   ◎日程第21 第55号議案 R2網代漁港漁村再生交付金工事請負契約について ○議長(内倉長藏) 日程第21、第55号議案、R2網代漁港漁村再生交付金工事請負契約についてを議題とします。  提案理由の説明を求めます。  長田水産課長。 ○水産課長(長田岩喜) 第55号議案、R2網代漁港漁村再生交付金工事請負契約について提案理由の説明をいたします。  本事業は、網代漁港の養殖漁業、漁船漁業の振興を目的に防波堤を整備することで、静穏な水域を確保し、漁業作業の円滑化による漁業経営の安定化を目指して計画したもので、平成28年度から着手し、令和2年度の完成を目標に防波堤61.0メートルの整備を行うものであります。  本契約は、そのうち防波堤25メートルを施工するもので、令和2年8月18日に入札を執行しており、今年度完成の予定です。  工事内容については、添付している図面により説明しますので、2ページを御覧ください。  施工場所は網代漁港、本網代地区です。  次に、3ページから5ページに、平面図、縦断図、標準断面図を添付しています。  まず、3ページの平面図を御覧ください。  赤く着色している部分が今回の工事実施部分です。  工事概要については、4ページの縦断図を御覧ください。  赤く着色している部分が実施部分になります。概要は、ケーソン製作設置4函、現場打ちコンクリート420立方メートル及び被覆ブロック製作36基、据付け235基を施工します。
     この工事については、8月18日に入札を執行した結果、株式会社末廣組が1億8,150万円で落札しましたが、この工事の予定価格が5,000万円を超えており、議会の議決が必要なため提案するものであります。  最初のページにお戻りください。  契約の内容については、1の契約の目的は、R2網代漁港漁村再生交付金工事、2の契約の方法は、条件付一般競争入札による契約、3の契約金額は1億8,150万円、4の契約の相手方は、南宇和郡愛南町須ノ川700番地、株式会社末廣組、代表取締役、末廣修康であります。  この入札に係る参加者は、町内の業者で、株式会社明正建設、株式会社末廣組の2社となっており、落札率は97.40%、工期については、契約の翌日から令和3年2月26日までを予定しています。  以上、第55号議案の説明とします。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(内倉長藏) 説明が終わりました。  これより、質疑を受けます。  質疑ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(内倉長藏) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(内倉長藏) 討論なしと認めます。  これより、第55号議案を採決します。  お諮りします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(内倉長藏) 着席ください。  全員起立であります。  よって、第55号議案、R2網代漁港漁村再生交付金工事請負契約については、原案のとおり可決されました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  ◎日程第22 第56号議案 R元魚神山漁港海岸保全施設整備工事(分割の3)請負契約の変更について ○議長(内倉長藏) 日程第22、第56号議案、R元魚神山漁港海岸保全施設整備工事(分割の3)請負契約の変更についてを議題とします。  提案理由の説明を求めます。  長田水産課長。 ○水産課長(長田岩喜) 第56号議案、R元魚神山漁港海岸保全施設整備工事(分割の3)請負契約の変更について、提案理由の説明をいたします。  本案は、令和2年6月11日に請負契約の議決を受けている工事の変更契約に係るものであります。  本事業は、魚神山地区において既存の離岸堤の天端高不足から、かさ上げを実施するものであり、昨年度よりの継続の整備事業であります。  今回、入札の結果生じた減少金などを充当して、事業促進を図り早期完成を目指すため、変更設計を行い県当局の確認を受けましたので、地方自治法第96条第1項第5号の規定により議会の議決を求めるものであります。  変更工事の内容については、添付図面により説明しますので、2ページを御覧ください。  施工場所は魚神山漁港、真浦地区であります。  次に、3ページから5ページに平面図、縦断図、標準断面図を添付しております。  まず、3ページの平面図及び4ページの縦断図を御覧ください。  赤く着色している部分が当初契約部分です。  5ページの標準断面図を御覧ください。  緑色に赤斜線が変更部分となります。  変更内容は、消波ブロック製作で当初の280基から36基増工して316基の製作を行い269基を据え付ける計画であります。  最初のページにお戻りください。  契約の内容については、1の契約の目的、2の契約の方法は変更ありません。  3の契約金額につきましては、1億9,140万円を1億9,800万円に変更し、660万円を増額します。4の契約の相手方も変更はなく、株式会社末廣組です。なお、工期につきましては、令和3年3月5日を予定しています。  以上、第56号議案の説明とします。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(内倉長藏) 説明が終わりました。  これより、質疑を受けます。  質疑ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(内倉長藏) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(内倉長藏) 討論なしと認めます。  これより、第56号議案を採決します。  お諮りします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(内倉長藏) 着席ください。  全員起立であります。  よって、第56号議案、R元魚神山漁港海岸保全施設整備工事(分割の3)請負契約の変更については、原案のとおり可決されました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――   ◎日程第23 第57号議案 R2魚神山漁港海岸保全施設整備工事請負契約について ○議長(内倉長藏) 日程第23、第57号議案、R2魚神山漁港海岸保全施設整備工事請負契約についてを議題とします。  提案理由の説明を求めます。  長田水産課長。 ○水産課長(長田岩喜) 第57号議案、R2魚神山漁港海岸保全施設整備工事請負契約について、提案理由の説明をいたします。  本事業の整備目的は第56号議案と同様であります。  本契約は、そのうち離岸堤の基礎工及び消波ブロック製作据付けを施工するもので、令和2年8月18日に入札を執行しております。  工事の内容については、添付図面により説明しますので、2ページを御覧ください。  施工場所は魚神山漁港、真浦地区であります。  次に、3ページから5ページに平面図、縦断図、標準断面図を添付しております。  まず、3ページの平面図を御覧ください。  赤色に黒の斜線の部分が、今回の工事実施部分であります。  工事概要については、4ページの縦断図を御覧ください。  赤色に黒の斜線部分が実施部分であります。  概要は、基礎捨て石3,684立方メートル、被覆石951立方メートル及び消波ブロック製作1,290基、据付け1,007基を施工します。  この工事については、8月18日に入札を執行した結果、株式会社明正建設が4億2,900万円で落札しましたが、この工事の予定価格が5,000万円を超えており、議会の議決が必要なため提案するものであります。  最初のページにお戻りください。  契約の内容については、1の契約の目的は、R2魚神山漁港海岸保全施設整備工事、2の契約の方法は、条件付一般競争入札による契約、3の契約金額は4億2,900万円、4の契約の相手方は、南宇和郡愛南町深浦193番地、株式会社明正建設、代表取締役、宮内善正であります。  この入札に係る参加業者は、町内の業者で、株式会社明正建設、株式会社末廣組の2社となっており、落札率は96.71%、工期については、契約の翌日から令和3年3月5日までを予定しております。  以上、第57号議案の説明とします。御審議のほどよろしくお願いします。 ○議長(内倉長藏) 説明が終わりました。  これより、質疑を受けます。  質疑ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(内倉長藏) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(内倉長藏) 討論なしと認めます。  これより、第57号議案を採決します。  お諮りします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(内倉長藏) 着席ください。  全員起立であります。  よって、第57号議案、R2魚神山漁港海岸保全施設整備工事請負契約については、原案のとおり可決されました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――   ◎日程第24 第58号議案 R元国道整第1号町道平山北線道路改良工事請負契約の変更について
    ○議長(内倉長藏) 日程第24、第58号議案、R元国道整第1号町道平山北線道路改良工事請負契約の変更についてを議題とします。  提案理由の説明を求めます。  近田建設課長。 ○建設課長(近田正二) 第58号議案、R元国道整第1号町道平山北線道路改良工事請負契約の変更について、提案理由の説明をいたします。  本議案については、令和元年9月6日に請負契約の議決を受けている工事の変更契約に係るものであります。  本工事は、国庫補助事業により地域住民の利便性、並びに交通の安全性の向上を図るため、本年度の完成を目標に工事を進めておりますが、工事の施工に当たり地山掘削の結果、ブロック積擁壁等の数量に一部変更が生じたこと、また、水路工において、道路U型側溝を騒音防止型へと変更したため、地方自治法第96条第1項第5号の規定により議会の議決を求めるものであります。  変更工事の内容については、添付している図面により説明しますので2ページの位置図を御覧ください。  施工場所は、御荘平山地区です。  次に、3ページから4ページに平面図、標準断面図を添付しております。  主な変更部分は、4ページの標準断面図に赤色に青色の斜線で着色した部分で、山留めブロック積擁壁の施工に当たり、測点間の地山部分との調整のため施工面積が61.8平方メートルの追加、また、民家が点在している施工区間において道路U型側溝を191.1メートル騒音防止型へと変更するものであります。  最初のページにお戻りください。  変更の内容については、1の契約の目的、2の契約の方法は変更はありません。  3の契約金額につきましては、8,910万円を9,410万円に変更し、500万円増額します。  4の契約の相手方についても変更はなく、株式会社広瀬建設です。  なお、工期につきましては、令和2年10月30日としております。  以上、第58号議案の説明とします。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(内倉長藏) 説明が終わりました。  これより、質疑を受けます。  質疑ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(内倉長藏) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(内倉長藏) 討論なしと認めます。  これより、第58号議案を採決します。  お諮りします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(内倉長藏) 着席ください。  全員起立であります。  よって、第58号議案、R元国道整第1号町道平山北線道路改良工事請負契約の変更については、原案のとおり可決されました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  ◎日程第25 第59号議案 令和2年度愛南町一般会計補正予算(第3号)について ○議長(内倉長藏) 日程第25、第59号議案、令和2年度愛南町一般会計補正予算(第3号)についてを議題とします。  提案理由の説明を求めます。  岡田副町長。 ○副町長(岡田敏弘) 第59号議案、令和2年度愛南町一般会計補正予算(第3号)について、提案理由の説明をいたしますので、7ページを御覧ください。  今回の補正予算は、歳入歳出それぞれ、5億6,531万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ182億5,694万1,000円とするものであります。  それでは、歳出から説明しますので、27ページを御覧ください。  2款総務費は、一般管理費において、新型コロナウイルスの感染拡大が懸念される中、各種会議等への出席による感染リスクの排除と委員等の安全を確保することを目的として、テレビ会議システム導入に係る経費187万8,000円の追加、防災対策費において、避難所における感染対策に資するための避難所用間仕切り及び簡易ベッドに係る指定避難所資機材整備事業費2,774万5,000円及び長崎地区の緊急避難路整備工事費150万円のそれぞれ追加等。29ページ、次世代応援臨時給付金給付事業費において、大学生までの子を扶養する世帯の経済的な負担軽減のため、給付対象者1人につき3万円を給付する次世代応援臨時給付金給付事業費8,628万5,000円の追加、賦課徴収費において、水産業の出荷額減少に伴う町税返還金390万円の追加等であります。  31ページ、3款民生費は、障害者福祉費において、感染症対策障害者就労支援事業として、小中学生へのマスク配布事業委託料100万円の追加等であります。  33ページ、4款衛生費は、予防費において、季節性インフルエンザと新型コロナウイルス感染症の同時感染による重症化を防ぐため、18歳以下の子供に対する子どもインフルエンザ予防接種費用無償化事業費1,142万3,000円及び感染症拡大防止対策のための消毒液等、災害時防疫対策事業費356万1,000円のそれぞれ追加、35ページ、じんかい処理費において、ごみ袋購入取扱事業275万3,000円の追加等であります。  6款農林水産業費は、農業振興費において、県産米の生産・販売体制の確立支援を図るため、事業実施主体であるJAえひめ南に対し、えひめ米政策改革支援事業費補助金3,068万5,000円の追加等、37ページ、農地費において、地区要望等に対して実施する御荘平山地区農業用施設管理道改修工事ほかの農道維持補修事業費535万円の追加、御荘菊川地区ほか21件の水路等の維持補修工事費、合わせて1,314万円、農地等の工事材料費420万円のそれぞれ追加、林業総務費において、林道太田八人組線開設工事に伴う測量設計委託料301万4,000円の追加であります。  39ページ、水産業振興費において、コロナウイルス感染症拡大により停滞した消費を取り戻すため、大手有名外食チェーン店への食材販売等の取組として、事業主体の愛南・久良漁協に対し、国産水産物販売促進緊急対策事業補助金9,881万円の追加、漁港管理費において、地区要望に対して実施する高畑漁港消波ブロック設置工事ほかの漁港・海岸維持補修工事費3,320万円の追加等、41ページ、7款商工費は、商工業振興費において、生活支援と消費喚起を図るためプレミアム商品券発行支援事業補助金8,000万円の追加等であります。  43ページ、8款土木費は、道路維持費において、地区要望等に対して実施する町道維持補修工事費3,985万円の追加、河川維持費において、地区要望等に対して実施する河川維持補修工事費2,107万2,000円の追加等であります。  45ページ、10款教育費は、事務局費において、国庫補助事業として実施するGIGAスクール構想に対応したアンドロイドテレビ等の購入経費に係る学校ICT管理事業費1,295万3,000円の追加、47ページ、公民館費において、トレッキング・ザ・空海開催事業の中止による181万9,000円の減額等であります。  51ページ、11款災害復旧費は、単独事業として実施する、農業用施設災害復旧工事費160万円の追加、林業施設災害復旧費において、林道シュウシャブ線ほかの林業施設災害復旧工事費470万1,000円の追加であります。  次に、歳入について説明しますので、19ページを御覧ください。  10款地方交付税は、普通交付税2億円の追加であります。  14款国庫支出金は、総務費国庫補助金において、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金4億7,256万4,000円の追加、教育費国庫補助金において、GIGAスクール構想補助金387万8,000円の追加、学校再開に伴う感染症対策・学習保障等に係る学校保健特別対策事業費補助金、小学校費561万9,000円及び中学校費206万9,000円のそれぞれ追加であります。  21ページ、15款県支出金は、農林水産業費県補助金において、えひめ米政策改革支援事業費補助金1,535万2,000円のそれぞれ追加、災害復旧費県補助金において、林業施設災害復旧事業費補助金110万1,000円の追加等であります。  18款繰入金は、財政調整基金繰入金4億129万6,000円の減額等であります。  23ページ、19款繰越金は、前年度繰越金2億1,539万8,000円の追加であります。  24ページ、21款町債は、過疎対策事業債ほかで、合計4,184万7,000円の追加であります。  以上、第59号議案の提案説明といたします。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(内倉長藏) 説明が終わりました。  お諮りします。  第59号議案、令和2年度愛南町一般会計補正予算(第3号)について、提案理由の説明が終わったところでありますが、本日の会議はこの程度にとどめ延会したいと思いますが、これに御異議ありませんか。              (「異議なし」と言う者あり) ○議長(内倉長藏) 異議なしと認めます。  よって、本日は、これにて延会することに決定しました。  なお、明日4日から10日までの休会中、決算審査の議員全員協議会を4日午前10時から議場で開催することになっております。9月11日最終日は、午前10時より会議を開きます。  本日はこれで延会します。                午後 1時57分 延会 上記のとおり会議の次第を記載して、その相違ないこと証するため署名する。        議     長  内 倉 長 蔵        会議録署名議員  原 田 達 也        会議録署名議員  佐々木 史 仁...